2015年10月22日木曜日

ウーバー問題について思う事

アメリカのUBER(ウーバー)というタクシー配車サービスを行う会社を御存じでしょうか?

福岡県でも今年2月に福岡市を中心として検証プロジェクトが進められていました。

このウーバーの配車サービスとは2種免許を持たない一般人(ウーバーに登録はあり)がタクシーの様に路上でお客を乗せ、目的地まで送る言わば「白タク」の様なサービスです。

しかもこの配車を頼む時のアプリがすごい。
依頼したい利用客がスマホでアプリを開くと自分がいる現在地を中心とした地図が出て、周辺のウーバー登録車が出てくる。
運転手の写真とその自家用車の写真が出て、5段階☆評価が付いている。
リアルタイムで依頼した車が地図上を走り、どこまで来ているかが分かります。

当然運転手はいい評価が欲しいので(個人事業者みたいなものなので)、サービスも良くなるというよく考えられたサービスになっています。
実際、タクシー運転手より愛想が良いという感想もありました。

また、利用客は事前にクレジット登録をしているので料金の確認をして降りるだけのお手軽さです。

これははっきり言って私なら使います。ずばりタクシー業界の脅威でしょう。

結局日本ではタクシー業界の反対に合い国土交通省がサービス停止をかけたわけですが、先日10/20の新聞で1部の地域(田舎の地域)で「自家用車タクシー」を解禁すると阿部首相の記事が書いてありました。

この前の福岡市の検証プロジェクトを通じてこの結論が出ているとは思いますが、田舎と都会の境目が難しいのではないでしょうか。
いずれ都会付近にも拡大してくる事は間違いないでしょう。

これも今はやりの「シェアビジネス」の流れでしょうか。
一般人が空いた時間(または空いたもの)を利用して収入を得る大きな波がやってきている様に思います。
政府も後押ししているみたいですし。

ウーバーに関しては母国アメリカや各国でもタクシー運転手のデモが絶えない様で、大きなニュースに(ある意味知名度を上げる宣伝にも)なっています。

そのうち運転代行業にも参入してくるかもしれません。
今のうちに一般人にはできない差別化を考えないといけません。

一般の人がタクシーなどの専門業に参入して敷居が低くなる事により、安全面や犯罪などが心配になります。
ウーバーなどの仲介会社は、そういった所までは面倒を見ないでしょう。
問題が表面化してくれば、また中止になるかもしれません。

BUUB はこの問題を注目して、できることがあればやって行きたいと思います。
変化の波が来るのは早いですからね。

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